ざきぱいアシンメトリー

不眠症アーケードゲーマーの狭く深いブログ

冒険宝島 (昭和技研)

『揺れたり震えたりした線で

丁寧丁寧丁寧に描くと決めていたよ』

新宝島」より

冒険宝島を遊ぶと脳内でサカナクション新宝島がいつも流れます。丁寧丁寧丁寧なボタンさばきでゴールを目指してください。

 

という事で今回紹介するのは昭和技研より発売の「冒険宝島」です!

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盤面全体の様子

 

キャスコこと関西精機製作所が発売したエレメカウインドミル」のようにタイミングよくボールを発射し、4つの回転体と1つの扉をくぐり抜けて盤面上部にあるゴール目指すプライズマシン。一筋縄ではいかない凶悪難易度で有名。「ウインドミル」は回転体の速度が一定であり他に障害物が無いため上手い人は簡単に景品を取る事ができたが本作は運の要素が強い。朝日放送テレビ制作のバラエティ番組「探偵ナイトスクープ」にも本作が登場しており知名度は高い。

ルールは簡単。回転体のアップマスめがけてタイミングよくボタンを押してボールをゴールまで持っていくと景品獲得。回転体のアウトマスに玉が入るかワニ(扉)に食べられてしまうとゲームオーバー。

 

ギミック解説

  • 回転体

回転体は上に行くほどアウトマスが多くなり難易度が上がる。

1st…難易度★★☆☆☆

ゾウが描かれている。発射位置から回転体まで遠いのでたまにここでイレギュラー(後述)が発生しやられる事も。

2nd…難易度★☆☆☆☆

ゴリラが描かれている。アウトマスの割合が1stよりも多いが発射位置から回転体までの距離が近くイレギュラー発生率が低く突破しやすい。

3rd…難易度★★★★★

ライオンが描かれている。回転速度が早いうえアップマスとアウトマスが交互に配置されているため難易度は高い。この回転体の直前にいるワニが鬼門。

ゴール…難易度★★★☆☆

宝箱が描かれている。回転速度は遅めだが当たりマスの縁が特殊な形状になっているため弾かれてアウトに入る事多々。

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慎重にボタンを押そう。

 

  • イレギュラー

マス目の縁と足場にボールが挟まる事がある。それを考慮して回転体下の足場はバネで上下に動くようになっている。足場に弾き返されたボールがアウトマスに入ってしまうといったイレギュラーをたまに目撃する。プレーヤーの力ではどうすることもできないのでアップマスに入る事を祈ろう。1番簡単そうに見える1st回転体で多く発生するので油断しないように。

 

  • 扉a.k.aワニ

本作最強の敵。3rd回転体の直前にある。不規則な動きで開閉し全力で殺しにかかってくる。扉にボールが吸い込まれてしまうと即死。ワニが上に上がるタイミングで扉が開く。

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プレーヤーが完全攻略できないようにここで景品ペイアウトの調整をしている管理人さん。マシンが内部でOKを出さないと必ずここで食べられる仕組みになっている。3rd回転体の動きをよーく見て己の信じるタイミングでボタンを押そう。

現在ポピュラーになっている天井到達で解除の確率機(投入金額が決められた金額に達するまで景品が当たらないプライズマシン)とは違い扉の突破の抽選は毎ゲームごとに行われている。そのため、2ゲーム3ゲームと連続して景品獲得できる事もある。

 

関連機種の紹介

ウインドミル(関西精機製作所)」

先程紹介した通り本作の元になったと思われるエレメカ作品。こちらは完全実力機。ワンプレー料金で3球遊べる。3球全てのボールをゴールに持っていけば景品獲得。

「ハムハムくるくる大脱走(ホープ)」

子供向けメダルゲーム。4つの回転体を突破しメダル獲得を目指す。扉がなくなったが回転体の速度が変化するためそれなりに難易度は高い。4つめの回転体は運任せ。Vゾーンに入れば大当り。

「Gear It Up(Bobs Space Racers)」

ウインドミルから始まった歯車系クライミングゲームが海外にも進出。景品と交換してもらえるチケットを獲得できる海外のアーケードゲーム。タイミングよくボールを発射し3つの回転体を突破しよう。全て突破で筐体上部のホイールでボーナス額決定。今でも海外のアーケードユーチューバーがこのゲームを遊んで動画にしている。

 

最後に個人的レビューです。

珍古ポイント ★★★☆☆

昔のファミリー向けゲーセンの定番。今でも観光地やバッティングセンターのゲームコーナーでよく見かけます。


おもしろさ ★★★☆☆

自力でボールを上げていく感覚が癖になります。ゴールに入った時の達成感はなかなかのもの。


景品の取れやすさ ★★☆☆☆

ワニ(扉)のせいで難易度は激高。景品が取れるかどうかはワニのご機嫌次第。逆にワニ以外は実力で全て突破できるので無理ゲー感はそこまで高くない。


ストレス ★★★★☆

ワニに食われまくってストレスが溜まる。1ゲームが短い上熱くなりやすいのでムキにならないように注意。


技術介入度 ★★★★☆

1stと2nd回転体は確実にクリアしておきたい。ゴールの回転体でワニを突破した喜びと景品獲得目前の興奮で精度の悪いショットをしてしまう事が多い。冷静になってボタンを押そう。

 

物理抽選が好きな人におすすめのゲーム。難易度の高さから1プレー100円に設定しカプセルの中身に景品の入っているロッカーを開ける鍵やバッティングセンターのプリベイドカードなどの比較的高価な景品を入れて運用しているお店が現在では多いです。ファミリー向けゲーセンではだいたい2プレー100円で稼働していました。

狭く深くがこのブログのモットーなので長い紹介となりました。「ワニが鬼畜なエレメカ」を探してここにたどり着いた皆様が楽しんで頂ければ幸いです♪

それではまた次回の記事でお会いしましょう!