ざきぱいアシンメトリー

不眠症アーケードゲーマーのブログ

モノポリー・ザ・メダル(セガ)

『最後にゲームを楽しいって感じたの、いつ?』

アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」より。物語の主人公である空くんが対戦相手のいづなちゃんに向けて放った台詞です。これを聞いて私もゲームは楽しむものだと痛感しました。

 

という事で今回紹介するのはSEGAメダルゲームモノポリー・ザ・メダル」です。2005年発売。

世界中で大人気のボードゲームモノポリー(米ハズブロ、日本ではタカラトミーが販売していたが現在は生産終了)」をテーマとした6サテライト12人で遊べるマスプッシャーゲーム。中央の巨大なホイールを使用したジャックポットゲーム「ビッグモノポリー」が目玉。高い技術介入性や細部まで作り込まれた演出が特徴。

2008年には続編の「モノポリー・ザ・メダル 2nd」が登場しました。この記事で取り上げるのは初代モノポリーです。

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サテライトにはメダル投入口が二つとボタンが三つ付いている。同社の「ドラゴントレジャー」や「メダリンク」と同じタイプ。)マネーボウル(メダル払い出し口の受け皿)にメダルカップを置いておくとスムーズに遊べる。

メダルを投入し画面下を流れるシルクハットに当てるとダイス(さいころ)が出現するチャンス。ダイスに当てるとスロット回転。スロットには1〜6までのダイスの目と1〜3までのハウス、7が存在する。

スロットの出目は以下の通り

  • ダイスの目の組み合わせ…出た目だけミニモノポリー(サテライト毎のすごろく)で自駒が前進。止まったマスによってイベント発生。
  • 1ハウス…メダル10枚払い出し
  • 2ハウス…メダル20枚払い出し
  • 3ハウス…メダル30枚払い出し
  • エニーハウス…メダル5枚払い出し
  • 7…ビッグモノポリー(後述)へ
  • 釈放カード(刑務所内のみ)…刑務所から釈放され通常ゲームに戻れる。

続いてミニモノポリーのマス紹介

  • GO…画面に表示されているGOボーナス払い出し。
  • 土地マス…止まると家が建つ。同じ色の土地全てに家を建てるとホテルが建つ。ホテルを建てるとビッグモノポリーに一歩前進&ボーナスメダルがもらえる。なお、家が建っている土地マスに止まるとGOボーナスにメダルが蓄積される。
  • チャンス…二枚のカードからどちらかを選び、カードに書いてあるイベントが起きる。「〇〇へ進む」といった移動系、メダル獲得、GOボーナスからメダル没収など。原作ボードゲームにはなかった「最後の土地へ進む」というカードが追加されている。イラストは車に乗ったミスターモノポリー(タイトルロゴのおじさん)が描かれている。
  • 共同募金…基本的にチャンスと同じ。移動系のカードが少ない。
  • 鉄道…四つある鉄道マスに全て止まるとミニゲーム鉄道王」で遊ぶ事ができる。
  • 公共会社…電力会社と水道会社マスに両方止まるとミニゲーム「アンバランス」で遊ぶ事ができる。
  • 駐車場…ミニゲーム「フリーパーキング」で遊ぶ事ができる。
  • 所得税…GOボーナスから20%没収。
  • 物品税…GOボーナスから20枚没収。
  • 刑務所…確変突入。刑務所にいる時はダイスの目と7がスロットから無くなるためハウス当たりが頻発する。釈放カードが揃うと通常ゲームへ戻る。
  • 刑務所へ入れ…刑務所送りにされる。

ミニゲーム紹介

  • 鉄道王…まず、線路を走る機関車が牽引している貨車にメダルを乗せる。4両牽引の車両が4台通るので最高16枚。最後にダイスを二つ振り貨車に乗せたメダルと出た目を掛け合わせた枚数がもらえる。最大獲得値は16×12で192枚。滞在時間が長いカーブのところを狙ってメダルを入れると簡単。
  • アンバランス…天秤におもりを乗せて釣り合わせればメダル獲得。チャンスは10回。一発目で釣り合わせられれば100枚。慣れないとかなり難しい。
  • フリーパーキング…+と×でメダルを増やしていく。ハズレを引いたらおしまい。ホイールパニック(シグマのビデオスロット)のボーナスゲームを想像して頂ければわかりやすいか。1000枚越えの当たりが出る事も。

プレーヤー参加のリーチアクション紹介

  • 目押ししろ!…目押し。パチスロが得意な人は楽。多少早く押してもスべって揃ってくれる。ビタ押しによる特典はないので余裕をもって押そう。
  • 連打しろ!…連打。難易度は複数ある。両手で連打推奨。
  • アタリで止めろ!…間違い探し。右リールが当たりシンボルにそっくりな偽シンボルだらけに。偽物に紛れた本物シンボルを止められれば当たり。色が違う、家が食パンになっているといった簡単な違いもあれば屋根の模様が違う、7図柄に書かれている「HOTEL」という文字が「HOT」になっているなどかなり難しい間違いまである。このリーチで7テンパイを外すとかなり凹む。
  • シルクハットリーチ…金保留の変動のみ出現する激アツのリーチ。当たれば777(獲得枚数7倍のビッグモノポリー)。7を2つ、はずれが1つで計3つのシルクハットがシャッフル。シャッフル中にシルクハットがひとつ飛んでいってしまう。最後には2択になるので7の入ったシルクハットを選択すれば当たり。7ではなくハズレのシルクハットを目で追い続ければ100%当たる。これを知らないと損。

 

本機種の目玉ビッグモノポリー

スロットで77を揃えるか全8色のホテルを建てるとジャックポットチャンス「ビッグモノポリー」へ。ダイスを振ってすごろくを進んでいく。複数人が同時にビッグモノポリーへ進出したら順番にダイスを振る。ゾロ目が出たらもう一度振れる、ゾロ目3連続で刑務所おくりといったルールも原作そのまま。複数人でビッグモノポリーを遊ぶと非常に面白い。

ビッグモノポリーのマス説明

  • GO…ここにぴったり止まればスーパージャックポット獲得しビッグモノポリー終了。スーパージャックポットを獲得すると次回は半額からスタート。
  • 土地マス…数字が書いてある。その枚数がもらえる。
  • 鉄道…ルーレットに挑戦。0〜100枚。
  • 公共会社…ダイス×4のメダルゲット。最大48枚。
  • 駐車場…原作と同じで止まっても何も起きない。通常時は熱いミニゲームができるのに…
  • チャンス…大ピンチ!!カードに書かれたイベントが発生する。獲得メダルが1枚でもあると左右どっちかは必ず「刑務所へ行く」カードが出てくる。でも、「GOのマスへ進む」カードを引き当ててジャックポットを取れる事も多いので憎めない。
  • 共同募金…チャンスマスとほぼ同じ。刑務所カードを引かない事を祈ろう。
  • 所得税…獲得メダルから20%没収。これが結構痛い。
  • 物品税…獲得メダルから50枚没収。
  • 刑務所へ入れ…ピー!(警笛を吹かれ連行される音)
  • 刑務所…GAME OVERって書いてある通り、ここに止まってしまうとビッグモノポリー終了。

管理人は過去に刑務所からビッグモノポリースタート→10が出て駐車場→10が出て刑務所へ入れ→ピー→0枚をやらかした事があります。ほかのひどいパターンだと刑務所からスタート→7が出て共同募金→ビューティコンテスト準優勝1枚受け取る→8が出て鉄道マス→ルーレットで0に止まる→次のダイスロールで5が出てピー→1枚で終了といったギャグみたいな展開がありました。

行ける範囲に刑務所関連のマスがあるゲームオーバーの恐怖とGOマス近くのメダル没収ゾーンの恐怖に怯えながら進んでいきます。刑務所マスから黄色エリアにかけてが一番平和。スーパージャックポットを取るよりも土地マスに止まりまくって稼いでる時のほうが楽しいです。

 

そしてこのゲームは金保留なしでは語れません!

通常ゲームで保留をマックスまで貯めると金のシルクハットが流れ出します。金のシルクハットからは金のダイスが出現するチャンス!金のダイスにメダルを当てると金保留として保留に貯まります。金保留でハウス当たりか77当たりに当選すると3rdリール登場。3rdリールには倍率(×1〜×7)と1〜3ハウスが存在します。同じハウスが三つ揃いで配当は10倍。3ハウスが三つ揃うと300枚です。金保留を持ってる時に刑務所に入ると激アツ!釈放カードのリーチはわざとはずしましょう!

金保留で77が揃うと倍率付きのビッグモノポリーへ。倍率付きはスーパージャックポット無しでも数千枚の当たり良く出る。チャンスor共同募金マスと物品税の没収額も倍。スーパージャックポット枚数は倍率の適用外。当たれば77×7揃い確定のシルクハットリーチが拝めるのは金保留からの変動のみ!メダルに余裕がある時はストックを貯めて金保留を作ってみましょう。

 

ボードゲームへの愛も溢れています。スロットの復活演出が「3コマ行き過ぎたあとに『3マス戻る』のカードが降ってきて文字通り3コマ戻り当たり」といった点や、原作でゲーム終盤になると他人の土地に止まるリスクを犯すことなくお金が入ってくるオアシスのような刑務所が確変モードとして採用されているところが面白いです。

今はもう見れませんが公式ホームページでは細かーーーく攻略情報が載っていました。リーチ演出の信頼度やカードの出現比率まで。金持ちのおっさんとメダルゲーム初心者の女の子(ゲームには出てこないホームページだけのオリキャラ)の掛け合いで話が進んでいくので読みやすく面白かったです。

 

最後に管理人のレビューとオマケを書いて終わりです。

珍古ポイント ★★★☆☆

今でもYouTubeにはプレー動画が上がっている。管理人が知らないだけでお店には結構残っているのかも?


おもしろさ ★★★★☆

原作ボードゲームを昔遊んでた私から見れば納得の出来栄えです。ビッグモノポリーがなかなか終わらず大量の獲得メダルを抱えてすごろく周回してる時の無双感がたまりません。自力で乗り切るところも多く、これぞゲームで遊んでるって感覚を味わえます。

サウンドも落ち着いた感じで好き。

落ちが良いけど内部がダメな台と落ちが良いけど内部が良い台があったら後者を選びます。


メダルの増える感 ★★★★☆

ホテルを建てて地道にビッグモノポリーへ行くライトユーザーからメダルをジャンジャン入れて金保留を作るハイローラーまでみんなが楽しめる。ライトユーザーはスーパージャックポットを、ハイローラーは倍率付きビッグモノポリーで数千枚獲得を目指します。

悪い台は明らかにシルクハットからダイスの出が悪かったり完全ハズレ目(ハウス目とダイス目のメダルも出ないしすごろくも進まない組み合わせ)が多く出るので見切りを付けやすい。


ストレス ★★★☆☆

残りマスがなかなか埋まらない時はイライラします。自力系のリーチで外した時は運ではなく自分の実力不足なので自分に怒りの矛先が向く。

ビッグモノポリーでメダル没収コンボから刑務所送りにされたらもう…💢

ゴールドフィーバーの軟禁?それは2ndですよ。


技術介入度 ★★★★★

SEGAさん大好き「遊んで覚えろゲー」です。攻略するとなればメダル投入のテクニックや効率の良さ、ハウス子役のリーチアクションをこぼさず完璧にとれるかなど様々な面でハイレベルな精度が要求されます。

 

おまけ

SEGAの公式ホームページのメダルゲームリストにはモノポリーの商品情報はあるのだが画像が消されている。おそらくSEGAハズブロのライセンス期限切れだろう。

端っこのサテライト(ナンバー1.3.4.6)はサテライト横のスペースに荷物や飲み物を置けるので便利。

 

皆さんもモノポリーでゲームの実力を試してみてください!

それでは(* ̄▽ ̄)ノ~~