ざきぱいアシンメトリー

不眠症ゲーマーのアーケードゲームブログ

ルパン三世 3つの宝珠は道標 (バンプレスト)

『夢盗まれちまったからな…取り返しにいかにゃ』

1978年公開のアニメ映画「ルパン三世 ルパン三世VS複製人間」より

ルパンの夢とは何なのか作中では語られません。深い。そこが良い。

ということで今回のメダルゲーム紹介はバンプレストより2007年発売のメダルゲームルパン三世 3つの宝珠は道標」です。タイトルは「るぱんさんせい みっつのたからはみちしるべ」と読みます。管理人はルパン三世の大ファンなのでこのゲームは結構遊びました。ちなみに私は五ェ門が好きです。

 

f:id:zacky0312:20181107000458j:image

ジャックポット獲得時に出てくる画像

 

モンキーパンチ原作のテレビアニメ「ルパン三世」のメダルゲーム。シリアスさが薄いコミカルな展開、赤ジャケットのルパンが活躍する、ライセンス表記が日本テレビ(シリーズ1と3は読売テレビ制作)という点からテレビシリーズ第二期がモチーフとなっている事が分かる。

ルパン三世メダルゲーム化するのは2005年に同じくバンプレストから発売された「ルパン三世 4つの鍵は宝石の輝き」に続き2作目。

1ベットで全ラインが有効になる9リール8ラインのビデオスロットマシン。

プログレッシブジャックポット搭載。500〜9999枚まで溜まる。

タッチパネル搭載のバンプレスト製ビデオスロットシリーズ「メダルフロンティア」の処女作である。

このシリーズでは他に「キン肉マン」「クレヨンしんちゃん」を題材にしたゲームが販売された。また、アミューズメントマシンショーに出典された後にお蔵入りとなった「機動戦士ガンダム」も存在する。

ビデオスロットとしては珍しく、モーリーファンタジーなどのファミリー層向けゲームセンターにも導入されていた。

 

トップライン(?)はSJPと書かれた金塊の3つ並び。揃うとジャックポットチャンス。100枚〜9999枚(最大値)が当たる。

セカンドラインはルパンの3つ並びで7倍

特殊シンボルが金塊の他に4つある。

  • 予告状…3つ揃うとボーナスゲーム(後述)へ。揃わなくても画面下のゲージが溜まる。MAXになるとボーナスゲーム。
  • 宝箱…メダルorアイテム(スロットが揃いやすくなるアイテム)ゲット
  • ダイナマイト…チャンスゲームへ。左上の4マスに同一シンボルが出現し、残り5つのマスを止めて当たりを狙う。
  • ベンツ…すごろく(後述)で2マス進む

ブランクやワイルドシンボルは存在しない。

目に見える配当がベットの7倍とかなり安く見えるが、このゲームの真の目的は図柄揃いで配当を獲得する事ではなく、すごろくを進めて宝石を全て集めジャックポットを獲得する事である。

ルパン一味or銀貨orドル袋シンボルが揃うと配当に加えすごろくを1マス進む事ができる。20マス進むとゴール。

すごろくマスの説明

  • ブランクマス…停まっても何もない普通のマス
  • チャンスマス…メダルをベットすればハズレ無しのボーナススロットに挑戦する事ができる。メダルやアイテムが当たる。スキップも可。だいたい賭け金の1.数倍かリールが遅くなるいらないアイテム(目押ししても滑って揃わない)が当たるのでスキップしても良いかと。
  • 第一分岐…チャレンジゲームに挑戦。成功すると侵入ルートの選択肢が2つから3つに増える。ぶっちゃけあんまり意味無い。
  • 第二分岐…チャレンジゲームに挑戦。成功するとグッドルートへ進める。グッドルートはチャンスマスが多い。チャンスマスもスキップ推奨なのでこの分岐も空気。チャレンジゲームの成否に関わらずボーナスゲームで遊べる。
  • ゴールの1マス手前…チャレンジゲームに挑戦。成功すると宝石ゲットチャンスの難易度が下がる。
  • ゴール…宝石ゲットチャンスに挑戦。成功するとジャックポットステップとなる宝石を獲得。3つ集めるとジャックポットチャンスへ。

 

続いてジャックポットに関わる特殊ゲームの説明

  • チャレンジゲーム…10ゲームの間に図柄揃いを3回成立させれば成功となる。メダル消費あり。複数ライン揃いは揃った分だけカウントされるので最後のゲームでの逆転もある。結果によって上画面で展開されるアニメーションの結末が変わる。結構凝ってるのでルパニスト(ルパン三世ファン)はスキップせずに最後まで見よう。
  • 宝石ゲットチャンス…スロットが1ラインとなり、ルパンシンボルが揃えばルパンが前進。銭形シンボルを止めてしまうと銭形が前進。ルパンが追いつかれてしまうとルパンを逮捕し号泣する銭形警部のカットインの後にステージ選択(スタート地点)に戻されてしまう。ルパンが画面右まで逃げ切ると宝石獲得。
  • ジャックポットチャンス…3つの宝石を全て集めると突入するこのゲーム最大の見せ場。二つの関門を突破すればジャックポット獲得。1つめは3つの宝石から1つを選ぶ。正解すれば最終抽選へ。失敗した場合は100枚獲得。最終抽選は4つの紋章から正しいものを1つ選ぶ。正解すればジャックポット獲得。失敗した場合は200枚獲得。

 

その他フィーチャーの紹介

  • ダブルアップ…通常ゲームで配当を獲得すると挑戦する事ができる。カーテンの閉まった2つのリールからどちらかを選び、ルパンシンボルが現れれば成功。配当が2倍となる。銭形シンボルが出てきた場合は配当没収。半分だけ賭けるハーフダブルも選択可。インチキ感がすごい。
  • フリースピン…3ベット以上でフリースピン獲得のチャンス。フリースピン中はすごろくを進む事ができないしライン配当もしょぼいので、わざわざ3ベットでフリースピンを狙う必要はないと思う。
  • ボーナスゲーム…タッチパネルを使ったボーナスゲーム。全8種類のゲームを搭載。暗記やマインスイーパーといった頭脳系、連打やイライラ棒といったテクニック系、タイピングや早押しといった判断力系のゲームで楽しめる。ベット枚数に関わらず最大配当は衝撃の15枚!!!配当はおまけだと考え、ルパンワールドをじっくり楽しもう。
  • →特筆すべきは変装したルパンが銭形警部に合言葉(ミニクイズ)を言って通してもらうゲーム。タイピングで正しい文字を入力する。Q.斬鉄剣で斬れないものは?この問題だと正解は「コンニャク」。選択肢は正解の5文字に加え「エ」「ユ」「ソ」「ミ」「ヤ」「タ」など紛らわしい選択肢だらけ。制限時間があるのでパニクって間違いを押してしまうこと多々。Q.「『金塊の運び方教えます』でルパンたちはどうやって金塊を運び出した?」A.「溶かして車のボディにした」などテレビシリーズを見ていないと難しい問題も出題される点に愛を感じる。

 

通常ゲーム中、画面上部では潜入するルパン一味のアニメーションがずっと流れている。3ステージの各分岐ごとに専用アニメが用意されているので結構な量となる。処理落ちしてカクカクになるところもある。

キャラクタも良く喋る。二期の声優陣が声を吹き込んでいる。

  • ルパン役の山田康雄さん死去のため95年から山田さんの後任を務めている栗田貫一さんがルパンの声を担当。

チャレンジゲーム、宝石ゲットチャンスでは「ルパン三世のテーマ’78」が、ボーナスゲーム、ジャックポットチャンスでは「デンジャラスゾーン(ルパンがピンチの時やシリアスなシーンでよく流れるあの曲)」が流れゲームを盛り上げる。

  • デンジャラスゾーンは制限時間のある場面でしか流れないので分からないが、ルパン三世のテーマは3分25秒フルコーラスで収録されている。1ループ終わるとイントロへ戻る。
  • アニメで使われた音源が使われているのはこの二曲のみ。個人的に非常線突破やスーパーヒーローなど入れて欲しかった。

ボーナスゲームに入る時はアニメで使われたアイキャッチが挟まれる。

  • アニメではベンツに乗り込むバージョンとワルサーを撃つバージョンの2パターンがあったが使われているのはベンツバージョンのみ。

ルパン三世お馴染みのタイプライター演出がないのが残念。

 

最後に個人的レビューです

珍古ポイント ★★★☆☆

管理人の周りからは姿を消したが、まだ大事に扱われている店舗がある模様。

 

おもしろさ ★★☆☆☆

ビデオスロットとしての出来は最低レベル。

しかし、ルパン三世アーケードゲームとして遊ぶのなら悪くない出来。

ルパン三世ファンならニヤリとくる演出が楽しい。


メダルの増える感 ★★☆☆☆

1ベットで回し続け宝石を集めジャックポットチャンスに行くのが王道ルート。

高額ベットしても増える事はほとんどない。

悪く言ってしまえばフリースピンに釣られてor他のまともなビデオスロット感覚で高額ベットし飲まれたメダルを1ベットプレーヤーがジャックポットを当てて取り返すと言った食ゲーム。

ジャックポットもほとんどが500枚台で多くても700枚程度。大きく増やすには向いていない。

 

ストレス ★★★★☆

通常ゲームのスキップできないキャラクタの演出やインチキ臭いゲーム性にイライラ。

ジャックポットチャンスの演出も初見じゃ獲得枚数が表示されるまで何が起きてるのか分かりづらい。

ある程度のメダルを持ち、ルパン三世アーケードゲームを遊ぶという気持ちでプレーしないとやってられない。


技術介入度 ★★★☆☆

何より正攻法は1ベットで宝石を集める事だと知ってるかどうか重要。

ボーナスゲームは点数を稼がないと獲得枚数0で終わってしまうゲームもあるので真面目に遊ぼう。最高当たり枚数は15枚だが。

 

久々の長文記事となりました。

メダルゲーマー…じゃなくて、ルパニストの皆さん!

ゲーセンで見つけたら是非遊んでみてください!

あーばよー!